「精子って一億個あるねん！」
アン・ミカさんの発言は忽ちネットで話題となり流行語となった。
しかし、アン・ミカさんが日常的に覚せい剤を使用していることが発覚し事態は急変。アン・ミカさんは逮捕された。
「そっか、アン・ミカさんに視えてたんだね。」
アン・ミカさんは記者会見でまたも流行語を作る。
「奴隷にすべきバカは増えたが、奴隷制は未だ廃止中。」
それは大きな物議を醸した。何故なら、日本では非正規雇用という奴隷制が自民党によって復活したからである。
池上彰は解説する。
「いい質問ですね。自民党は安倍晋三をはじめ、統一協会や創価学会、慶應義塾大学などの宗教団体と癒着があります。彼らは非正規雇用の貧困層が増加した方が儲かりますからね。アン・ミカさんは巣鴨での覚せい剤使用中断によって皮肉にも覚醒したのでしょう。ところで、みちょぱさんの産道が透けているのですが、私は覚醒してますかね？」
頷く芸能人達。そこには、でんじろう先生の後継者枠として山上徹也がいて、“詩人”の枠として小泉進次郎が“詩人”の枠にいた。
「ですからね、わたくしなんかは慶應義塾大学ではなく関東学院大学に進学しているわけなんですよ。安倍晋三首相だって、えっと……どこでしたっけ？すみません、関東学院大学は入試で漢字ではなく平仮名までしか使わないので漢字が読めないんですよ。あっ、セイケイ大学ですね。自民党幹部に創価大学・慶應義塾大学・統一協会入信者はいないのですよ。アン・ミカさんや山上徹也さんの発言、ハッキリ申し上げて名誉毀損なのですよ。」
小泉進次郎の思いもしない反撃に生放送中のスタジオの空気は凍る。山上徹也の背は怖ばり文字通りサイレントヒルになってしまった。
宗教。それは古今東西において偉大なる権力を翳した。中国では今も共産主義という宗教が人々を支配しているし、欧州ではドイツとイギリスという二大宗教が、アメリカでは銃を崇めている。アラビア圏では処女を信仰している。膣まじき事態である。
ブッタなんてのは甚だバカである。キリストはペテン師である。ムハンマドは処女厨であるし、ユダヤ人はゲイであり黒人である。
神や超越的なモノを信奉し、救済や革命、平和を望み、果たして何が成し遂げられよう。
人間が信じてよいのは自己とそれによる決定であり、それこそが自信へと繋がりゆくゆくは超越的な大きな座標へと繋がり、大業を成すのである。
安倍晋三首相は撃たれた。悲しいことだ。
小泉進次郎はウカれた。愚かなことだ。
彼らを見てみよ。何も成し遂げぬばかりか、真理を見ずにサクラばかり見ているから悲劇で終わったではないか。
